「住民・利用者のニーズ」に応える道づくり。
ITSとは「Intelligent Transport Systems」の略で、高度道路交通システムのことを指します。ITSでは最先端の情報通信技術を用いて、人と道路と車両を一体のシステムとして構築します。これにより、ナビゲーションシステムの高度化、有料道路等の自動料金収受システムの確立、安全運転の支援、交通管理の最適化、道路管理の効率化等を図ります。
例えば、有料道路等の自動料金収受を行うETC(ノンストップ料金収受システム)は、すでに高速道路の主要なI.Cより導入が始まっており、交通情報の提供を行うVICS(道路交通情報通信システム)も各地で試験的に導入が始まっています。ITSによる道づくりは、運転や歩行等道路利用における負荷を軽減し、道路交通の安全性、輸送効率、快適性の向上を実現するとともに、渋滞の軽減等の交通の円滑化を通し環境保全に大きく寄与するものと考えられています。
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