■休山新道のもたらした効果
国道185号休山新道は、通称「呉越峠」における交通安全の確保と交通渋滞緩和を目的として平成14年3月に供用しました。
休山新道の概要
区間 |
呉市本通り6丁目〜呉市阿賀中央6丁目 |
延長 |
2.6km(うち休山トンネル1.7km) |
実績交通量 |
37,600台/日(平成14年) |
道路規格 |
第4種第1級 |
設計速度 |
60km/h |
供用後は、呉市本通り6丁目〜呉市阿賀中央6丁目までの区間で、通過時間が約4分の1(約18分短縮)になる等、大きな効果をもたらしています。
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また、1日3万8千台の交通量があるとともに、歩行者(自転車含む)もおよそ500人(昼間12時間)が往来する、地域にとっても市街地間の交流を支える重要な道路となっています。
しかし、3万8千台という車両交通が呉越峠から新道へ一気に転換したこと、およびトンネル出入り口付近交差点の渋滞により、車両の排気ガス・騒音等が発生し、トンネル内の歩道環境の改善が求められています。
そこで歩道と車道を分離することにより、快適・安心な歩行空間を形成し、ますます地域間交流を促進するため、全国で3例目となる「分離壁」をトンネル内に設置します。(分離壁延長は全国で1番長いものとなります。) |