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現場に入る前にヘルメット、マスク、軍手が配られ、説明がありました。
工事現場には機械から発破のための火薬まであるので、ふだんは関係者以外立ち入ることが出来ないようにしています。 |
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現場の方から「現場の人は、今日は作業着をきれいにしていますが、いつもは泥で汚れています。汚れるような仕事をする人がいるからこそ、皆さんが快適な生活を送れるということを、覚えておいて下さい。」という話がありました。 |
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1kmほど歩いた所で、行き止まりにたどり着きました。いよいよ貫通式です。照明を消し、堀削マシンのエンジン音が鳴り響きます。
「普段聞くことの無いドリル音を味わってください。」と現場の人。 |
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ドドドドド!
午前11時ごろ、轟音とともにトンネルに一筋の光が差し込みました。貫通の瞬間です。
どこからともなく拍手が沸きあがりました。 |
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貫通・清めの儀が執り行われ、記念撮影をしたあと、貫通石を拾いました。
貫通石は安産のお守りとして、また下三永トンネルは非常に楽に作業を進めることができたため、受験のお守りとして持っているといいそうです。 |
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最後に、ビニールシートに記念のメッセージを書き記します。このビニールシートはコンクリートで覆うため、下三永トンネルがあり続ける限り残るので、もしかしたら古代遺跡になるかもしれないよ、とのことです。
貫通に立ち会えたこと、現場の人への感謝の気持ち、それぞれの思いを記しました。 |
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こうして全日程が終了し、現場を後にしました。
今回の、体験とともに現場の人が頑張っていてくれるからこそ快適な生活が送れるということを忘れないでいきたいですね。 |
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