休山トンネルについて
呉市から三原市に至る一般国道185号は、瀬戸内海沿岸の各都市を結ぶ幹線道路として、沿線地域の産業・社会活動や住民の生活に大きな役割を果たしています。しかし、呉市内の中央部と阿賀・広地区を結ぶ通称「呉越峠」と呼ばれる区間では、道路の勾配が急でカーブも多いため交通の難所となっています。また、交通量の増加に伴って一日あたり約47,000台(平成9年)の交通が集中し、朝夕のラッシュ時の著しい交通渋滞や交通安全上の問題など、住民の日常生活や経済活動にとって大きな支障となっています。
こうした問題を解決するために、呉市本通りから阿賀地区を直結する延長2.6kmのバイパスとして、休山改良事業が計画されました。そのうち、延長1.7kmが休山トンネルとして整備が進められています。
平成9年9月29日より工事に着手しており、平成11年7月31日現在、長迫側から725.6m地点まで掘削が完了しております。 今後も阿賀側からの掘削を開始するなど、平成14年春の開通を目指し、整備を進めていきます。
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