一般国道2号西広島バイパス　都心部延伸事業
開通と通行形態変更のお知らせ

国土交通省中国地方整備局広島国道事務所が整備を進めていました西広島バイパス（2号高架）都心部延伸事業4.2ｋｍのうち、広島市中区舟入中町から同市西区庚午北に至る2.1ｋｍを開通することとなりましたのでお知らせいたします。
なお、一般車両の開通に先立ちまして、開通式を実施いたします。

この度開通する区間は平成１１年度本体工事に着手し、地元の皆様並びに関係機関の方々のご理解ご協力を頂き、開通することができました。
誠にありがとうございました。

1．はじめに

西広島バイパス（2号高架）都心部延伸事業は、広島市中区平野町から同市西区庚午北に　至る延長4.2ｋｍの高架道路を整備するもので、広島市を通過する交通や広島西部方面からの交通を都心部に円滑に導入・分散させることを目的としています。
このうち、広島市中区舟入中町から同市西区庚午北に至る2.1ｋｍは平成8年11月阪神淡路大震災を教訓とした耐震補強工事に着手、平成11年5月橋梁などの本体工事に着手し、既設高架区間の4車線化と高架の延伸工事を進め、この度開通の運びとなりました。

広島市中区舟入中町上空より岩国方面を望む（H15年3月撮影）

• 交通混雑の緩和
  
  
• 沿道環境の改善
  高架道路ができれば、街路道路を通行する大型車などを高架道路に転換させることができます。（現在の高架道路は大型車を通行規制しています）
  この高架道路に遮音壁、低騒音舗装、裏面吸音板などの対策を行い、さらに街路に低層遮音壁、低騒音舗装、歩道美装化等の対策を行うことで、沿道環境の改善を図ります。
  
  
• 開通後における道路交通の実態調査（交通量、渋滞など）の結果は、別途改めてお知らせする予定です。
  
  
• 今回の開通後も、引き続き西広島バイパス都心部延伸事業を促進し、全線の早期開通を目指しています。