イヌザンショウ

科名
ミカン
タイプ
落葉低木

解説

道ばたのやぶなど、明るい場所の低木林 で生育する樹木です。良い香りのするサンショウと、姿がそっくりですが、香りはあまり良くありません。アゲハチョウの仲間の幼虫は、ミカン科の葉を食べるものがいます。この木を見つけたら、チョウの幼虫がいるか探してみてください。
高さ1.5~3mの落葉低木です。葉は11~23枚の小さな葉がまとまった羽状複葉(うじょうふくよう)です。枝にはトゲが、交互につきます。サンショウはこのトゲが、対生につくので見分けることができます。

写真の解説にある専門用語雌雄異株(しゆういしゅ)

開花と実のなる時期

花が咲く時期:7月-8月
実がなる時期:9月-10月

方言名とその分布

  • ヤマザンショウ
方言名とその分布:ヤマザンショウ

出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行

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