春、木々が芽吹くころ、山を歩いていると、淡い緑の葉とともに真っ白な花が咲いているサクラに出会います。アカマツ林 の春を彩る代表的な樹木です。みなさんがおなじみの桜、ソメイヨシノは花が先に咲きますが、カスミザクラは花と葉が同時に出るのが特徴です。沿岸部では少なく、やや海抜の高い山で見られることが多いようです。 高さ15~20mの落葉高木です。葉はだ円形で、ふちにはややあらい鋸歯(きょし)があります。
写真の解説にある専門用語腺点(せんてん)