サルトリイバラ

科名
サルトリイバラ
タイプ
落葉ツル

解説

伐採跡や林道沿いを歩いていると、サルトリイバラの鋭いトゲが服にひっかかることがあります。明るく開けた場所があるとすぐに入り込み、巻きひげでほかの樹木に巻きつきながらぐんぐん生長します。赤く熟した果実はリースの材料に使われます。
落葉ツル性の植物です。葉は互生し、円形で革のような質感で、光沢があります。茎はかたく緑色で、鋭いトゲがあります。

写真の解説にある専門用語托葉(たくよう), 雌雄異株(しゆういしゅ)

開花と実のなる時期

花が咲く時期:4月-5月中旬
実がなる時期:10月-12月

方言名とその分布

  • イガノキ
  • カズラトロロ
  • カタラ
  • カタラグイ
  • カタラシバ
  • カタラノハ
  • カタル
  • カタロ
  • クイ
方言名とその分布:イガノキ
方言名とその分布:カズラトロロ
方言名とその分布:カタラ
方言名とその分布:カタラグイ
方言名とその分布:カタラシバ
方言名とその分布:カタラノハ
方言名とその分布:カタル
方言名とその分布:カタロ
方言名とその分布:クイ

出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行

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