伐採跡や林道沿いを歩いていると、サルトリイバラの鋭いトゲが服にひっかかることがあります。明るく開けた場所があるとすぐに入り込み、巻きひげでほかの樹木に巻きつきながらぐんぐん生長します。赤く熟した果実はリースの材料に使われます。
落葉ツル性の植物です。葉は互生し、円形で革のような質感で、光沢があります。茎はかたく緑色で、鋭いトゲがあります。
写真の解説にある専門用語托葉(たくよう), 雌雄異株(しゆういしゅ)
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出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行