秋、山を歩いていると、カラメルの甘い香りがしてくることがあります。顔を上げて周りを見渡すと、タカノツメの黄葉が目に付くかもしれません。そう、この甘いにおいはタカノツメの落ち葉からきているのです。広島西部山系では広く分布していますので、このにおいに出会える確率も高いでしょう。 高さ5~10mの落葉高木で、大きいものは15mにもなります。葉は小葉3枚の複葉で互生します。
写真の解説にある専門用語雌雄異株(しゆういしゅ)