タブノキアオガシ

科名
クスノキ
タイプ
常緑高木

解説

常緑樹林を構成する樹木の一つで、直径3mもの大木になります。おもに沿岸部に分布しており、常緑樹林だけではなく、コナラ林などでも見られます。いろんな方言名があることからも、各地でよく見られ、親しまれていたことがうかがえます。
高さ15~20mの常緑高木です。葉は全縁で互生し、枝先に集まってつきます。タブノキによく似たアオガシは、葉が細く、ふちが波打ちます。

開花と実のなる時期

花が咲く時期:4月中旬-5月
実がなる時期:7月-8月

方言名とその分布

  • イヌグス
  • コガ
  • コガノキ
  • トウネリ
  • ネリノキ
方言名とその分布:イヌグス
方言名とその分布:コガ
方言名とその分布:コガノキ
方言名とその分布:トウネリ
方言名とその分布:ネリノキ

出典: 広島県の植物方言と民俗/渡辺泰邦著 2001年7月発行

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