おもに渓流沿いの明るい低木林
で見られる樹木です。広島西部山系で見られるものは、砂防用に植栽されたものから広がったものです。
「ヤシャブシ(夜叉五倍子)」の名は、果実の表面がでこぼこしていて醜い夜叉(やしゃ)の姿に見えること、タンニンを含む虫こぶのことを五倍子(ふし)といい、ヒメヤシャブシの果実にもタンニンが含まれていることからきています。
高さ4~7mの落葉高木です。葉はふちに細かい鋸歯(きょし)があり互生します。また、樹皮には横長または丸い皮目がたくさんあります。
写真の解説にある専門用語花穂(かすい), 雌雄同株(しゆうどうしゅ)
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