ミツバアケビ

科名
アケビ
タイプ
落葉ツル

解説

二次林を中心に広く分布しており、人里近いところでよく見られます。そのため、古くよりいろんな用途に使用されてきました。果実は甘く、おいしいので、食べることはもちろん、栽培されたりもしています。また、種から油をとったり、つるでカゴを編んだり、つるから薬を作ったりと様々に利用されてきました。ミツバアケビはその名の通り、3枚の葉が集まってつきます。同じような果実をつけるアケビは5枚、ムベは常緑の葉が5~7枚つきます。
落葉のツル植物です。葉は互生します。ふちには、波状の鋸歯(きょし)があります。

写真の解説にある専門用語雌雄同株(しゆうどうしゅ)

開花と実のなる時期

花が咲く時期:4月-5月
実がなる時期:10月

方言名とその分布

※この樹木の方言名はありません。
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