ミヤマシキミ

科名
ミカン
タイプ
常緑低木

解説

広島西部山系では海抜の高いところで見られます。有毒で、シカが食べないので、地面にに群生していることもあります。秋~冬、赤い実がなりますが、これも有毒です。どの動物がこの毒のある実を運んでいるのか、気になるところです。よく似た樹木にツルシキミがあります。県内では冬に雪が積もる北部の山地に見られます。根もとが地面をはうことでミヤマシキミと区別できるのですが、中間的なものもあり、見分けるのはなかなか難しいものです。
高さ1mほどの常緑低木です。葉は厚くだ円形で、ふちには鋸歯(きょし)がありません

写真の解説にある専門用語雌雄異株(しゆういしゅ)

開花と実のなる時期

花が咲く時期:4月-5月
実がなる時期:10月中旬-2月実がなる時期:10月中旬-2月

方言名とその分布

※この樹木の方言名はありません。
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