広島西部山系では海抜の高いところで見られます。有毒で、シカが食べないので、地面にに群生していることもあります。秋~冬、赤い実がなりますが、これも有毒です。どの動物がこの毒のある実を運んでいるのか、気になるところです。よく似た樹木にツルシキミがあります。県内では冬に雪が積もる北部の山地に見られます。根もとが地面をはうことでミヤマシキミと区別できるのですが、中間的なものもあり、見分けるのはなかなか難しいものです。
高さ1mほどの常緑低木です。葉は厚くだ円形で、ふちには鋸歯(きょし)がありません
写真の解説にある専門用語雌雄異株(しゆういしゅ)
花 | ![]() |
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実 | ![]() ![]() |