ヤマツツジ

科名
ツツジ
タイプ
落葉低木

解説

広島西部山系のアカマツ林 を代表する樹木です。アカマツが枯死したあとのコナラ林 にも多く出現します。アカマツ林 を彩る数あるツツジの仲間の中で、朱色の花を咲かせるツツジといえばヤマツツジです。よく似たヒメヤマツツジは、花の色がピンク色なので、花の時期なら見分けることができます。
高さ1~5mの落葉低木です。若枝や葉柄には毛が密生します。葉には、春に出て秋に落葉する「春葉」と、夏から秋に出る「夏葉」があり、大きさが違います。

開花と実のなる時期

花が咲く時期:5月-7月中旬
実がなる時期:9月-10月

方言名とその分布

※この樹木の方言名はありません。
© 広島西部山系植生図鑑
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