シイモチ

科名
モチノキ
タイプ
常緑小高木

解説

落葉樹と常緑樹の混生する広葉樹林内の中国地方西部で、まれにみられます。樹皮は灰褐色でなめらかで、ニホンジカが好んで食べます。
高さ5~8mになる常緑小高木で、まれに15mの高木もみられます。葉は互生し、低い鋸歯(きょし)があり、シイの仲間の葉に似ていることが名前の由来とされています。雌雄異株(しゆういしゅ)で、果実は直径約6mmの球形で、10~11月に赤く熟します。

開花と実のなる時期

花が咲く時期:3月-5月
実がなる時期:10月-11月(赤く熟す)

方言名とその分布

※この樹木の方言名はありません。
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