落葉樹と常緑樹の混生する広葉樹林内の中国地方西部で、まれにみられます。樹皮は灰褐色でなめらかで、ニホンジカが好んで食べます。 高さ5~8mになる常緑小高木で、まれに15mの高木もみられます。葉は互生し、低い鋸歯(きょし)があり、シイの仲間の葉に似ていることが名前の由来とされています。雌雄異株(しゆういしゅ)で、果実は直径約6mmの球形で、10~11月に赤く熟します。