水辺の安全ハンドブック page 6/24
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水辺の安全ハンドブック
03川に遊ぶ1あそおよみんなは、川でどんな遊びをしているかな。川の中を歩いたり、泳せっきょくはいだりするかな。積極派は、釣りをしたりボートやカヌーに乗ったりする人もいるだろうね。川によって楽しみ方もいろいろある。そんな川のこと良く知ると、もっともっと楽しくなるんだ。およぐこぐ川の水はいつも流れています。きれいな流みずあそおよれを見ると、水遊びをしたり、泳ぎたくなります。でも川はプールと違って流れがあるので、およ泳ぐにはちょっとしたテクニックと安全対策が必要です。そこで、ライフジャケットをつけて流れてみると自分が流れる水になったような気分を味わえます。これを「川流れ」といいます。しんらいしどうただし、一人ではなく信頼できる川の指導しゃ者といっしょに楽しむことが大切。そして、ラひつじゅひんイフジャケットは必需品です。とる川では、ボートやカヌー、ラフティングなどスリリングな体験もできます。自分たちで作ったイカダでう浮かぶだけでも楽しいものですが、川を下ると思わぬ発見がいっぱいあります。ただし、安全にはくれぐれも注意すること。そしてライひつじゅひんフジャケットは必需品。しっちしきかりした知識を持った川のしどうしゃ指導者といっしょに活動するしょうさいのがベストです。(詳細はP16~19参照)ようちゅうこんちゅう川には、魚やエビ・カニ、そして、昆虫の幼虫びせいぶつや微生物などたくさんの生きものがいますが、そんな川での魚とりはとても楽しいものです。魚釣りをする人も多いですが、「ガサガサ」をおぼ覚えるともうやみつきになります。「ガサガサ」あみつかとは、川の中で、網を使って魚を捕まえる方法。草むらや石の下などにいる魚を足で「ガサガサ」おどあみおこと脅かして網に追い込む魚のとり方です。じょうりゅういき上かりゅういき流域や下流域(海のきすいいき水が川に入ってくる汽水域を含む)では、すんでいる魚のちが種類が違っています。最近では、水がきれいになった大都会を流れる川にもたくさんの魚がもどってきています。東京や横浜を流れる川の多くにアユが上ってきています。しどうしゃせんもんか川の指導者や専門家の人に聞いて川に入ってみましょぎょぎょうう。でも、川で漁業をしている人もいることを忘れないでね。川を散歩するのも楽しみの一つ。季節によって川の様子は一変します。いろいろな草花やじゅもく樹木、鳥やチョウなどの生きものを捜すのも楽しい。身近な川は、「生きもの一杯の自然」を感じさせてくれます。しかし、そんな川辺も最近、かせんクズや外国から来た植物が河川じき敷を占領し始め、日本古来の川たようの多様な自然がこわされています。そうならないように手を貸すことも必要です。色々な発見をして、楽しい散さく策をしてみましょう。かさん歩く4 5