<R1/6/28>第163号

中国地方まち・すまいづくりメールマガジン【第163号:令和元年6月28日】

中国地方整備局建政部

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。

目次

整備局からのお知らせ

【1】令和元年度まちづくり月間まちづくり功労者国土交通大臣表彰の受賞について

【計画・建設産業課 計画・景観係長 岡野(内線6134)】 

 国土交通省では、「まちづくり」について広く住民の理解と協力を得ることを目的に、昭和58年度から毎年6月を「まちづくり月間」と定め、都道府県、市町村、関係団体等の協力を得て、「まちづくり」に関する啓発活動を幅広く実施しています。
 今年度も「まちづくり」に関する様々な広報活動や行事の開催が行われるとともに、その取組みへの表彰も行われました。

まちづくり功労者国土交通大臣表彰とは

 魅力あるまちづくりの推進につとめ、特に著しい功績のあった個人・団体に対して、表彰を行う制度となります。
 今回で第37回目となるまちづくり月間において、まちづくり功労者として全国で21団体、うち中国地方から1団体が国土交通大臣表彰を受賞し、6月14日(金)に「すまい・るホール」(東京都文京区)にて表彰式が実施されています。

中国地方からの受賞者(団体)について

・瀬野川流域郷土史懇話会(広島県広島市)
 瀬野川流域を走る西国街道に点在する歴史資源を活用し、地域の特色を生かした地域の活性化に貢献したことが評価されました。

 なお、今回の受賞にあたり、受賞者(団体)様からコメントをいただいておりますので、ご紹介させていただきます。

【瀬野川流域郷土史懇話会 会長 松本 尚武】
 この度は思いがけない栄えある「まちづくり月間功労者国土交通大臣表彰」を受け、まことに名誉なことと思っております。これも地域の皆様、広島市安芸区地域起こし推進課、中国建設弘済会他のご指導、ご支援の賜と感謝しております。
 昨年7月に発生した未曾有の西日本豪雨から一年が過ぎました。活動基盤としている瀬野地域も多大な被害を受け、会員の多くも被災しました。
 中でも探訪者に人気が高く、私たちの活動シンボルの一つでもあった、「西国街道の大山峠道」は跡形もなく流失し変貌してしまい、街道散策は不可能となりました。峠の登り口に設置の史蹟「代官おろし」の石柱や当会が設置した史蹟「瀬野馬子唄発祥の地」の説明板など全てが流出し、殆どが行方知れずとなりました。しかし生活に必要な流失橋梁などが手づかずのままの所も多く、優先順位の低い西国街道復旧の目途は立っていません。
 私たちの活動も昨年7月以降は停滞していましたが、今年度は奮起して計画を推進すべくスタートしました。9月には発会以来15年継続してきた「山頭火まつり」を実施すべく準備を始めました。関連して小学校6年生260名を対象とした「子ども俳句」の募集、昨年初めて実施予定であった「大人俳句」の募集は是非実現したいと思っております。
 また昨年発刊予定であった、私たちの活動15年間の集大成ともいえる冊子「瀬野の歴史と文化」を8月頃には是非発刊すべく編集作業を重ねております。
 今まで非力ながら地域の為に郷土史を発掘し、伝承活動を地道に続けてきた実績の積上げが認められ、全国21団体の内に選ばれたことは、全会員の栄誉であり、誇りを持ち、励みとしたいと思っています。反面これからの郷土史伝承活動を推進するにあたり、大いなる重責を感じております。  

 瀬野川流域郷土史懇話会様、この度の受賞、改めておめでとうございます。

なお、全国の受賞者(団体)等については、下記URL先をご参照ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000243.html

【2】令和元年度 第3回 官民連携基盤整備推進調査費の募集

【計画・建設産業課 計画・景観係長 岡野(内線6134)】

 国土交通省では、6月13日(木)より7月5日(金)までの間、官民連携基盤整備推進調査費の案件募集(第3回)を行っています。
 各地域の個性や強みを活かし、特色ある地域の成長を図るためには、官民が連携し、民間の設備投資等と官による基盤整備を一体的に行うことが必要です。このため、官民が連携して策定する地域戦略に資する事業について、基盤整備の構想段階から事業実施段階への円滑かつ速やかな移行を支援します。

1 募集期間
  令和元年6月13日(木)~7月5日(金)
2 配分予定時期
  8月下旬
3 配分先
  地方公共団体(都道府県、市町村等)
4 補助率
   1/2
5 調査費の概要
  ・民間活動に合わせた自治体の基盤整備検討の機動的な支援
   ・基盤整備の事業化検討が実施可能
  ・事業化検討と併せてPPP/PFI導入検討も実施可能
6 その他
   募集内容の詳細については、下記URL先をご参照ください。
   http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku09_hh_000091.html

【問い合わせ先】
国土交通省国土政策局広域地方政策課調整室
TEL:03-5253-8111(内線29914、29916、29924)
   03-5253-8360(直通)

【3】国営備北丘陵公園『備北夏まつり』を開催

【都市・住宅整備課 公園係長 梶山(内線6171)】  

 国営備北丘陵公園では、7月13日(土)より、家族で夏遊びが楽しめる「備北夏まつり」を開催します。
 開催期間は、8月25日(日)まで。

 約5万本のヒマワリのほか、タイタンビカスやヒコダイなどが咲き誇る夏の備北をお楽しみいただけます。
 あわせて、「ジャブジャブ池」、「カブトムシドーム」、「夏のお菓子づくり」、「大流しうどん」などの各種イベントを開催いたします。

期間中の主なイベント

「ジャブジャブ池」

幼児から小学生までじゃぶじゃぶと水遊びを楽しめる池
開催日:7月13日(土)~8月25日(日) 9:30~17:30
場所 :備北オートビレッジ
参加費:無料

中国地方最大級「カブトムシドーム」

公園内で育成・採取したカブトムシやクワガタムシに実際に触れて、観察しよう!
開催日:6月22日(土)~8月25日(日)
場所 :いこいの森 カブトムシドーム
参加費:無料

「夏のお菓子づくり」

わらび餅やしそ寒天、梅寒天など夏のひんやりお菓子が作れます。
開催日:ホームページで詳細をご確認ください。
場所 :ひばの里 上の農家
参加費:有料

「大流しうどん」

ヒノキの樋(とい)を流れるうどんをすくって食べられます。
開催日:ホームページで詳細をご確認ください。
場所 :ひばの里 さとやま屋敷
参加費:有料

期間中の開園時間のお知らせ

9:30~18:00(入園は17:00まで)

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
http://www.bihoku-park.go.jp/

「中国地方まち・すまいづくりメールマガジン」では、地方公共団体等の皆様から、独自の取り組み事例やイベント開催等の記事を募集しています。

また、「建政部ホームページ」のトップページに掲載する画像データやタイムリーな情報等も募集しておりますので、どしどしお寄せください。

本メールマガジンは、以前から配信させていただいている関係者様のみでなく、新たに繋がりのできた関係者様にも配信させていただいております。

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編集担当

計画・建設産業課
計画・景観係長 岡野(内線6134)
E-mail:kenseibu@cgr.mlit.go.jp