〈R6/9/30〉第223号

中国地方まち・すまいづくりメールマガジン【第223号:令和6年9月30日】

中国地方整備局建政部

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。

目次

整備局からのお知らせ

【1】住宅局の令和7年度予算概算要求:能登半島地震を踏まえた防災・減災対策の強化について

【建政部 住宅調整官 森山泰人(内線6114)】

 国土交通省では、8月27日に令和7年度の予算概算要求を公表しました。
 住宅局関係では、能登半島地震を踏まえた暮らしと命を守るための住宅耐震化促進を重要施策として、以下のような細かな積み上げを試みた事業要望を行っています。

 令和7年度 住宅局関係予算概算要求概要 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001760764.pdf
 ※以下の項目は住宅耐震化等に関して公表資料では記載されていない事業内容です。今後変更になる可能性があります。

  1.住宅・建築物防災力緊急促進事業【新規:要求額300億円】
 既存事業の地域防災拠点建築物緊急促進事業による耐震対策は、耐震診断義務のある建築物や避難所等が対象になっています。これに住宅等の耐震化を後押しする以下の緊急対策を追加し新規事業として再構築します。
  ① 住宅・建築物耐震改修事業(交付金)で住宅の耐震改修を行う場合に50万円(国:25万円、地方25万円)を上乗せ。
  ② 当面の耐震改修ができない場合の耐震シェルター・耐震ベッド設置、家具転倒防止対策を支援(国1/3、地方1/3)
  ③ 高齢者世帯の耐震化を支援するため耐震改修への融資の利子分を補助
  ④ 沿道建築物の耐震化に際して必要となる引越代、仮店舗設置費、合意形成に要するコンサルタント費用等を追加

 2.住宅・建築物耐震改修事業、建築物耐震対策緊急促進事業【拡充・見直し】
  ① 民間事業者による耐震診断(旧耐震基準建物、被災地域の新耐震基準建物)の全額補助(補助率 現行:国1/3、地方1/3 ⇒ 要求:国1/2、地方1/2)
  ② 密集市街地での避難、消防活動を妨げないための密集市街地の耐震改修補助率の見直し(補助率 現行:国11.5%、地方11.5% ⇒ 要求:国1/3、地方1/3)
  ③ 資材高騰等を踏まえた補助限度額の見直し

 耐震化を始めとした住宅の様々な問題は、人口が減少していく中での地域の将来像や、地域が抱える課題への対応と合わせて、地域住民に寄り添いながら解決していく難しい問題です。能登半島地震のような被害を防ぐために、地域のコミュニティの中で住民の皆さんへ支援を繋げていく方策も含め、耐震化対策、地域の安全性向上について引き続きご検討をお願いします。

【2】「改正住宅セーフティネット法等に関する全国説明会について

【建政部 住宅調整官 森山(内線6114)】

 9月18日(水) 広島市の広島国際会議場で国土交通省と厚生労働省の連携により、来年10月施行予定の改正住宅セーフティネット法等に関する説明会が開催されました。
 住まいの確保等で困窮している方のサポートを、住宅、福祉分野が連携して取り組む枠組みの法改正ということで、自治体の住宅、福祉の担当者、民間の不動産業の関係者など約50名の参加がありました。

 https://krs.bz/koushuu-setsumeikai/m/r6_safetynet
(当日のテキスト等はこちらのリンクを参照ください)

 住宅セーフティネット法の改正では、①大家と住宅確保要配慮者のいずれもが安心して利用できる市場環境の整備、②居住支援法人等が入居中サポートを行う賃貸住宅の供給促進、③住宅施策と福祉施策が連携した地域の居住支援体制の強化が図られることになります。また生活困窮者自立支援法等の改正では、生活困窮者等に対する居住支援の取組が強化されるとともに、高齢者の安心な住まいの確保に資する事業(介護保険法に基づく地域支援事業)の見直しも行われるなど、福祉分野における居住支援に関する取組も進んでいます。説明会で講話をされた、かながわ住まいまちづくり協会の入原さんからも「自治体の皆さんは、自分の部署で抱え込まずに地域の関係者とつながって、複雑に絡み合った生活に困窮している状況をほぐして対応しよう。」という呼びかけがありました。
 来年度も本制度に関する説明会等が予定されており、自治体の皆さんと情報を共有させていただき、試行錯誤しながら制度を運用していくようになるのではないかと思っております。効果的な施策となるよう取り組んでいきたいと思っておりますので、引き続きご協力をお願いいたします。
 

【3】色鮮やかな秋の花畑 国営備北丘陵公園 『備北コスモスピクニック』 開催中!!

【建政部 都市・住宅整備課 長岡(内線6171)】

 国営備北丘陵公園では、10月20日(日)まで、「備北コスモスピクニック」を開催しています。
 約200万本6品種の「コスモス」、3色約17万本の「ジニア(百日草)」、3色約14万本の「ケイトウ」といった秋の花々が咲き誇る美しい景色をぜひお楽しみください。
 お花畑を楽しんだ後は、FLOWERワークショップで可愛い雑貨を手作りしたり、郷土料理づくり体験で秋の味覚に舌鼓を打ったりと、お子様からご年配の方まで一日中お楽しみいただけます。
 なお、10月6日(日)・13日(日)は入園料無料日(別途駐車料金は必要)です。
 熱中症に注意しながら『備北丘陵公園』に、素敵な秋を見つけに来てください!

備北コスモスピクニック特設サイト

 https://www.bihokupark.jp/special/

《期間中の主なイベント》

「コスモスの切り花体験」

 コスモスを切り花にしてお持ち帰りいただけます。

 開催日:10月12日(土)・13日(日)
 時 間:13:00~15:00
 場 所:花の広場
 参加費:無料
 定 員:200名/日 ※お一人様10本まで

「叩いて磨いてプチ鍛金体験~銅の花小皿~」

 金属に触れ、あなただけの思い出をカタチに。
 三次市在住の金属造形作家的場由樹さんのサポートのもと、初心者の方でも安心して作成いただけます。

 開催日:10月14日(月・祝)
 時 間:①10:00 ②11:30 ③13:00
 場 所:花の広場
 参加費:2,500円/人(SUP1枚につき1~2人乗り)
 定 員:15名/日(5名/回) ※事前予約可能

「botanical aroma candle」

 SEND Hiroshimaで圧倒的人気の「ボタニカルキャンドル」制作を公園で体験。
 ベースキャンドルの色や香りを選べ、沢山の種類のお花を使い放題です。
 世界に一つだけのオリジナルキャンドルづくりをお楽しみください。

 開催日:10月14日(月・祝)
 時 間:①10:00 ②11:30 ③13:00 ④14:30(約90分)
 場 所:花の広場
 参加費:3,300円/名
 定 員:64名/日(16名/回) ※事前予約可能

「カナディアンカヌー」

 広島県内最大のため池を利用したカナディアンカヌーを体験いただけます。
 湖面からひと味違った公園を見ることが出来るかもしれません。

 開催日:10月5日~10月20日の土日祝
 時 間:①10:30 ②11:30 ③13:30 ④14:30 ⑤15:30(約45分)
     ※荒天・雨天時は、開催を休止する場合あり
 場 所:国兼池(受付:大芝生広場 湖畔レストハウス横)
     ※水位の変動により変更する場合あり
 参加費:2,000円/艇(2~3人乗り)
 定 員:5艇/回

「ツリークライミング」

 専用のロープやサドルなど、安全保護具を利用して木々に登って、自然との一体感を味わおう!
 普段では出来ない「木登り」にチャレンジしてみませんか。

 開催日:10月13日(日)
 時 間: ①11:00 ②13:00 ③15:00 (約90分)
     ※荒天・雨天時は、開催を休止する場合あり
 場 所:大芝生広場 林間休憩所付近メタセコイヤ林
 参加費:おとな3,000円/名 こども2,500円/名 親子ペア5,000円/ペア
     ※長袖・長ズボン、手袋(すべり止めつき)、バンダナを持参
     ※未成年者は保護者同伴・同意書記入
 定 員:13名/回

「森のクラフト体験」

 いこいの森で集めた木の実や小枝で作るセルフクラフトコーナー。
 自分だけのお気に入りを作ってみませんか。

 開催日:いこいの森開園時毎日
 時 間:9:30~17:00
 場 所:いこいの森休憩所
 参加費:無料

「茸おこわづくり」

 ひばの里の田んぼで収穫したもち米と、秋の味覚「茸」を使ったおこわづくり。
 茸だけではなく、「備北丘陵公園産の餅米」も是非ご堪能下さい。

 開催日:10月12日(土)~14日(月・祝)
 時 間:9:30~16:30(最終受付15:30)
 場 所:ひばの里 上の農家
 参加費:500円/組
 定 員:15組/日

『備北コスモスピクニック』開催期間及び開園時間のお知らせ

 開催日:~10月20日(日)
 時 間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
 休園日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日)
 入園料無料日: 10月6日(日)・13日(日)※駐車場は有料

その他

★北入口エリアを活用した社会実験(愛称:「里山の駅 庄原ふらり」)実施中。
「里山の駅 庄原ふらり」は、備北丘陵公園北入口から入園料・駐車料金無料(一部無料とならない日あり)で北入口エリアをお楽しみいただけます。
「情報広場」コーナーでは、備北地域の観光等の情報発信、子どもたちの遊び場の「わいわいランド」は、絵本やエア-パンダのすべり台等があり、「軽食きゅうくん」では、お腹が空いたり、疲れたりした時の一休みが出来ます。また、8月1日に県立広島大学のサテライトラボが新たにオープン!ちょっとした大学の雰囲気を感じたり、大学生との交流を図ったりする事が出来ます。誰でもお気軽に、ふらっと立ち寄ってみてください。
10月20日(日)は、「わんぱくマルシェ」を開催!詳細は、「里山の駅 庄原ふらり」のHPに掲載予定です。

★園内宿泊施設(要予約)
日本オートキャンプ協会(JAC)認定“五つ星”キャンプ場の「備北オートビレッジ」は、コテージ・オートサイト・キャンプサイトがあり、多様なキャンプに対応しており、また、湖畔のそばに佇むグランピング施設、「湖畔ステイズ庄原」もあり、自然の中で宿泊する事が出来ます。
 
最新情報は、公式ホームページ「国営備北丘陵公園」で検索・お確かめください。

国営備北丘陵公園公式HP https://www.bihokupark.jp/

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計画管理課
計画・景観係 河村(内線6134)
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