どんなものを持っていったら楽しいか、みんなで考えてみようよ。


川で遊ぶのはとっても楽しいけれど、ルールを守らないと、川は「きけんなところ」でもあるんだ。川に遊びに行くときには次のことに気をつけよう。
★一人では行かない。友達どうしでは行かない。
★家の人に必ず行き先を伝える。
★こわいと思ったら、すぐに引き返そう。
★よく知らない川ではとくに注意しよう。

たのしい川にもキケンはいっぱいある。ひとりでは危ないことも起きるかもしれない。川に遊びに行くときは、お家の人に行き先を伝えて、かならず大人の人といっしょに行こう。そして、川ではけっしてムリをしてはいけないよ。(ほかの大人の人と行くときも、必ずまもってね。)
★雨が降った後
だいじょうぶだと思っても、少し時間がたつと水が増えるかもしれない、ふだんは静かな川でも、水が多くなると流れがはげしくなるんだ。
★上流の方の空が暗い時(上流の方は雨が降っているかもしれない)
山にふった雨が川に届き、君のところに流れてくるまでには少し時間がかかるんだ。今だいじょうぶでも安心はできない、空が暗いのは、そこに雨雲(あまぐも:雨をふらす雲)があるしるしだし、水がにごっているということは、山の土が水にまじっているせいだ。ということは、どちらのばあいも山の方では雨がふっているかもしれないね。
★いつもより水かさがおおいとき(もっと水が増えるかもしれない)
いつもより水かさが多いのは、もちろん上流で雨がふっているからだけど、 上流で雨がどれだけ降っているかはわからないよね。だいじょうぶとおもっても、もっと水は増えるかもしれない。プールやおふろの中ではカラダがかるくなって浮くよね。水の中ではカラダがかるくなるから流されるんだ。
★じぶんのヒザより深いところ(水のチカラが強くて流される)
水がヒザより上にあると、水のチカラが強くなって歩けなくなるんだ。
★流れが急なところ
(じょうずに歩けなくてころんじゃう。)
流れの速さや水の深さを、足でさぐったり棒で確かめながら川に入ろう。
★水がにごっているところ (水の中が見えないとあぶないね) 川のそこがみえないと、どのくらい深いかもわからないし、そこにどんな石やデコボコがあるかもわからない。あぶないよね。


★コケやどろのあるところ
ぬれている石は、コケや泥ですべりやすいから、転ばないように気をつけてあるこう。
★人がいないところ
(流されてもだれも助けてくれないよ)

落ち着いて次の事を思い出して!!
★友達が流された時
助けようとしてとびこんではいけません。君までおぼれてしまいます。ちかくに水にうくもの(うきぶくろ・木など)があれば友だちの方になげてください。そして、すぐに大人の人をよびましょう。
★自分が流された時
自分が流されてしまったら、あわてず、まず息ができるよう、あおむけ(おなかを上にする)になります。あとは、川の流れに身をまかせます。(さからわないようにしよう。)


持っていった物は必ずもって帰るようにしよう。きれいな川で、また遊ぼうね。