「砂防堰堤」の種類と働き
 砂防(さぼう)事業で整備する構造物のうち、代表的なものが土石流による災害を防ぐために渓流に設置する『砂防堰堤』(さぼうえんてい)です。『砂防堰堤』には、土石流をとらえる働きのほかにも、土砂の流れを調節する働きがあります。 
 また、最近では、普段は、流れてくる土砂は貯めずに下流に流し、土石流が起きた場合にだけ土砂や流木を食い止める働きを持つ『透過型砂防堰堤』と呼ばれる堰堤も設置されるようになってきています。
●不透過型砂防堰堤(堀3号砂防堰堤) ●透過型砂防堰堤(穴鴨3号砂防堰堤)
不透過型砂防堰堤が土石流をとらえる働き 透過型砂防堰堤が土石流をとらえる働き
不透過型砂防堰堤が土砂の流れを調節する働き