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 景観・環境に配慮した整備

松江道路 玉湯工区の環境配慮
平成19年3月18日開通部分
 平成19年3月18日に開通した1.6kmのバイパス部分では、遮音壁から植栽にいたるまで、沿道環境への影響を低減させるため、様々な工夫を行っています。
整備内容
 車道には低層音(排水性)舗装を用い、かつ吸音性の高い低層音遮音壁を設置しています。加えて住宅側の植樹には、高木などを配植し、管理しやすい樹種を選定し、防草シートを設置することで維持管理コストの軽減にも配慮しています。
吸音効果の高い低層音遮音壁により、沿道環境への影響低減を図っています。   植樹帯には維持管理の軽減を図る防草シートや、樹種の選定を行いました。


宍道湖夕日スポットの景観配慮
平成19年3月31日完成
 平成19年3月31日に完成した「宍道湖夕日スポット」では、施設全体のデザインをシンプルかつ、モノトーンで統一し、解放感を持たせるよう屋根材は薄いものを採用し、景観との調和を図っています。
 また、横断地下道の上屋についても、空間を遮断せず、コンクリート壁の代わりにガラス材を使用するなど工夫しています。
整備内容
 NPO団体により行われた市民ワーキングやアンケート調査結果を参考とするなど、みなさんと共に計画・整備を進めました。施設全体のデザインについては、松江市デザイン委員会等の協力を得て検討・決定しました。
宍道湖を眺める際、訪れた人々が落ち着ける、周囲と統一あるデザイン   車道から見る風景も阻害しない、地下横断道の上屋


沿道環境整備事業
道路構造そのものを環境にやさしく
 近年、排出ガス、騒音、振動による沿道の生活環境の悪化が大きな問題になっています。低騒音舗装は、自動車による騒音を低減するだけでなく、水溜りもできにくくなるため、ブレーキ性能の低下を抑えるとともにハイドロプレーニング現象の抑止効果もあり、また雨天の夜間通行時の対向車のライトによるまぶしさを低減するなど、交通の安全性向上も図られます。
舗装による騒音比較
■低騒音舗装
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空隙に空気が逃げるため、タイヤと路面にはさまれた空気による音が生じにくい。
  ■通常舗装
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タイヤ溝と舗装面の間に挟まれた空気圧縮音、膨張音が発生。

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