お知らせ

平成20年9月9日

 高梁川水系水利用協議会では、6月以降の少雨の影響により、高梁川水系主要6ダムの貯水率が減少し取水制限の目安となっている40%を下回る恐れがあるため、8月28日正午から「上水道5%、工業用水10%、農業用水20%」の第一次取水制限を開始しました。

 しかし、8月26日からの断続的な降雨により、29日の12時までの流域平均降水量は約51mmとなり、また酒津地点の河川流量が約42m3/sと水利流量を大幅に上回ったため、8月29日15時から、取水制限を一時解除しました。

 その後も、降雨の影響と各ダムの放流量を調整する統合運用(プール)により、9月5日9時現在の貯水率は44.2%となっており、高梁川水系水利用協議会では、9月5日に第2回渇水調整会議を開催し、状況報告と今後の対応方法について協議を行いました。

 第2回渇水調整会議では、ダム貯水率が依然として平年(71.9%)を大幅に下回っており、今後もまとまった降雨が期待できないことから、長期的に見ても楽観できない状況であるため、9月10日正午から
「上水道5%、工業用水10%、農業用水20%」の第一次取水制限を再開することを決定しました。

 今後とも、引き続き節水にご協力をよろしくお願いします。
国土交通省岡山河川事務所
 問い合わせ先 (高梁川水系水利用協議会事務局)

    国土交通省  中国地方整備局  岡山河川事務所
  
        電話  086−223−5101

            管理第一課長  長畑 利彦(内線331)         

             上席専門職    安藤 政司(内線403)

              
9月10日12時から
高梁川の取水制限を
再開します!
〜平年貯水率を大幅に下回り、長期的に楽観できない状況〜