クロダイ |
Acanthopagrus schlegeli |
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分 布 北海道南部以南の日本沿岸に広く分布するが、奄美大島以南には分布していない。国外では、朝鮮半島南部と中国沿岸および台湾半島に分布する。
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分 類 |
●スズキ目 タイ科 |
地方名 |
●カワダイ(北陸地方)、チヌ(関西)、チンダイ(山陰地方) |
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形 態 |
全長約60 cm。体高が高く、よく側扁したタイ形の魚類である。体色は銀灰色である。 |
背びれは大きく膜でつながる。幼魚には8〜10本の横斑があり、成魚はやや不明瞭になる |
クロダイは性転換を行う魚類として良く知られている。体長9 cmまでは性的未分化であるが、10 cmの頃は雄として成熟し、20 cmの頃は雌雄同体で両性の性質をもち、25 cmを越える頃には、雌が多くなる。 |
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類似種 |
同じ属に、キチヌなどがいる。 |
キチヌの腹びれ、尻びれ、尾びれの下半部は鮮黄色であること、側線鱗数(そくせんりんすう)がクロダイでは53(48〜56)枚、キチヌでは46(43〜48)枚であることで区別できる。 |
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生息場所 |
稚魚・幼魚期の夏から秋にかけては、内湾や沿岸域、特に汽水域で濁りがあり、餌の多い河口域に集まる。秋から冬にかけては、水深50 m以浅の内湾等へ移動し、越冬する。 |
太田川では太田川放水路下流の汽水域に進入する。 |
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生活サイクル |
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繁 殖 |
産卵期:4〜6月 |
産卵場所:浅い砂地のある入江、湾内外の磯場で行われる。 |
産卵行動:集団で産卵場所へ乗り込み、日没から夜半にかけて産卵する。 |
卵・仔魚:卵は分離浮遊性卵で直径0.83〜0.91 mm。水温20℃で約30時間で孵化する。 |
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食 性 |
雑食性の強い肉食魚である。甲殻類、多毛類、貝類を好み、藻類も食べることがある。稚魚期には、カイアシ類、ヨコエビ類などを食べる。 |
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○ |
釣りの対象として各地で人気がある。 |
○ |
肉は白身で、弾力があり美味である。 |
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