太田川放水路の効果(こうか)

昭和42年に完成した太田川放水路は、昭和18年9月洪水(こうずい)と同じくらいの昭和47年7月の洪水(こうずい)見舞(みま)われても、広島市街地の一般被害(いっぱんひがい)大幅(おおはば)減少(げんしょう)し、残った洪水(こうずい)素早(すばや)く海へ流す役目を立派(りっぱ)に果たしました。この放水路の完成により洪水(こうずい)の不安が軽減(けいげん)され、太田川下流域(りゅういき)の市街地が急速に進展(しんてん)しました。

太田川の水を管理(かんり)している大芝水門(おおしばすいもん)祇園水門(ぎおんすいもん)