カジカガエル
 

../Pictures/KazikaGaeru.gif 分類 カエル目アオガエル科
全長 約4〜8cm
生息地 日本にしかいないカエルです。 河川(かせん)の上・中流域(ちゅうりゅういき)とその付近の山林に生息し、水のきれいな清流を好みます。
特徴(とくちょう) 体は細身で平べったく、背中(せなか)灰褐色(はいかっしょく)で岩の上でじっとしていると見分けがつきません。 4本の足の先には大きな吸盤(きゅうばん)があり、後ろの足だけに水掻(みずか)きがあります。
生態(せいたい) 5月から8月が繁殖期(はんしょくき)で、オスはこの(ころ)にたいへん美しい声で鳴くことが知られています。 「カジカ」とは「河鹿(かじか)」であり、鳴き声が秋の鹿(しか)の声に()ていることから名前が付けられました。 古くより親しまれているカエルで、江戸時代(えどじだい)にはすでに飼育(しいく)されていた記録があります。

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