1990年(H2年)の水害
 1990年9月26日〜10月1日/前線、台風20号による大雨
9月24日にフィリピンの東海上で発生した台風は、宮古島の東を通過した後北東に向きを変え、30日09時半頃和歌山県白浜町付近に上陸し、その後勢力を弱めながら本州の太平洋側を進んだ。この間、本州の南岸に前線が停滞した。この台風と前線により、九州、四国、紀伊半島、東海、関東の太平洋側で大雨となり、期間降水量は清水(高知県土佐清水市)で610mmを記録した。台風の中心が近くを通った南西諸島から西日本の一部で暴風となり、室戸岬(高知県室戸市)で最大瞬間風速63.5m/sを観測するなど、最大瞬間風速が40m/sを超えた所があった。
  (資料参照/『災害をもたらした気象事例(平成元年〜本年)>前線、台風第20号』より
/気象庁ホ−ムペ−ジ資料)
   
平成2年(1990年)9月26日〜10月1日の降水量記録(気象庁ホ−ムペ−ジより)
台風20号の経路(気象庁発表台風経路図より)