1989年(H元年)の水害
 1989年8月31日〜9月16日/前線、低気圧による大雨
8月31日から9月1日には、東シナ海から日本列島に近づいた前線上に低気圧が発生し日本海を北東進し、この間、低気圧から南西に伸びる前線の活動が活発になり、九州など西日本各地で大雨となった。3日から4日にかけて、前線が東進したため東日本、北日本、近畿地方で大雨となり、大阪、兵庫で多数の浸水被害があった。5日から6日には前線は東北地方南部まで北上し、東北地方太平洋側と北陸、中部、近畿、四国地方で大雨となった。8日から16日にかけて前線は日本海側沿いに停滞し、12日から15日にかけては前線の活動が活発となり、西日本から中部地方で大雨となった。
  (資料参照/『災害をもたらした気象事例(平成元年〜本年)>前線、低気圧』より
/気象庁ホ−ムペ−ジ資料)
   
平成元年(1989年)8月31日〜9月16日の降水量記録(気象庁ホ−ムペ−ジより)