どれくらいの雨がふるとひがいが起こるの?



 一般的(いっぱんてき)には1日の雨が70mmを()えると水害が発生し始め、200mmを()えるとかなりの数の土砂災害(どしゃさいがい)や水害が発生するといわれています。また、経験的(けいけんてき)には年間の降水量(こうすいりょう)約1割(やく わり)が1日に()ると災害(さいがい)が発生するといわれています。

●雨の()りかたについて
@5mm〜10mm/時間
 雨の音がよく聞こえ、たちまち水たまりができます。
A10mm〜20mm/時間
 雨の音で話もよく聞き取れません。一面に水たまりができます。この程度(ていど)の雨が長く続くときは警戒(けいかい)が必要です。
B20mm〜30mm/時間
 土砂降(どしゃぶ)りで(みぞ)から水があふれ、小さな川の氾濫(はんらん)崖崩(がけくず)れがはじまります。
C30mm以上/時間
 バケツをひっくり返したような(はげ)しい雨です。危険地帯(きけんちたい)では避難(ひなん)準備(じゅんび)をしてください。