だいかせんのていぼうがけっかいしたらどうなるの?


平成12年(2000)9月11日〜13日 台風14号の影響(えいきょう)活発(かっぱつ)となった秋雨前線(あきさめぜんせん)により、愛知県名古屋市を中心に豪雨となった。このため、市内を流れる新川が氾濫し大災害となった。なおこのとき、名古屋市で降った1日の雨量(24時間雨量)は実に534.5oであった。

 日本の大河川(だいかせん)の近くには、大都市の多くが発達しています。当然このような大河川(だいかせん)堤防(ていぼう)決壊(けっかい)し、洪水(こうずい)氾濫(はんらん)した場合の被害(ひがい)ははかりしれません。そのため、わが国では何年かに一度(太田川では矢口第一地点で200年)の割合(わりあい)で起こりうる降雨(こうう)により発生する洪水(こうずい)を安全に流せることを目標に整備(せいび)を進めています。