上流からの流木などが、谷の狭(せま)いところに詰(つ)まって、土砂(どしゃ)と一緒(いっしょ)に川のふたをしていたりしているところがあります。このような、土砂(どしゃ)や流木が川をせき止めてしまっているものを天然ダムと呼(よ)んでいます。 　天然ダムは外側から見ても、どれくらい安定しているのか、壊(こわ)れるとしたらいつ、どのように壊(こわ)れるのかわからないものです。そのため、下流に被害(ひがい)を及(およ)ぼすおそれのあるものとなるため、ため池としては使えません。できるだけ早く取り除(と　のぞ)いた方が良いということです。