平成11年(1999)6月末梅雨前線豪雨により水没した博多駅博多口
1970年代の高度成長期には大都市周辺で都市化が急速に進み、
流域
(
りゅういき
)
の人口・
資産
(
しさん
)
が
増大
(
ぞうだい
)
するとともに、
宅地
(
たくち
)
の開発や道路の
整備
(
せいび
)
により、地表はしだいにアスファルトやコンクリートで
覆
(
おお
)
われ、雨が地中に
浸透
(
しんとう
)
することができない
不浸透域
(
ふしんとういき
)
が
拡大
(
かくだい
)
しました。その結果、
降雨量
(
こううりょう
)
が同じであっても川の流出量は
増大
(
ぞうだい
)
・
急峻化
(
きゅうしゅんか
)
し、
洪水氾濫
(
こうずいはんらん
)
の
頻度
(
ひんど
)
と
氾濫
(
はんらん
)
による
被害額
(
ひがいがく
)
を
増加
(
ぞうか
)
させる結果となりました。