吉水園のモリアオガエル
吉水園
(
よしみずえん
)
は、水辺の
樹木
(
じゅもく
)
に
産卵
(
さんらん
)
するという
珍
(
めずら
)
しい
習性
(
しゅうせい
)
をもつモリアオガエルの生息地で、昭和27年、広島県の天然記念物に指定されました。5月
中旬
(
ちゅうじゅん
)
から7月
中旬
(
ちゅうじゅん
)
にかけて
産卵期
(
さんらんき
)
で、深夜池の上に
張り出
(
は だ
)
した木の
枝
(
えだ
)
に、
雌一匹
(
めす ぴき
)
に
数匹
(
すうひき
)
の
雄
(
おす
)
がたかって共同で
泡沫状
(
ほうまつじょう
)
の巣をつくり、その中に
平均
(
へいきん
)
約300個
(
やく こ
)
の
卵
(
たまご
)
を産みつけます。約一週間でふ化し、オタマジャクシとなり次々に池におちていきます。
吉水園(山県郡加計町)