水の使われ方による区分
「生活用水」の使用量はおおむね365gほどを人が1日に必要と言われています。なかでも「家庭用水」はその中で250gを占めます。これは、2gのペットボトルで実に125本にもなります。
「生活用水」の使用量は気候、生活様式、
経済社会活動
(
けいざいしゃかいかつどう
)
の
違
(
ちが
)
いによって変動します。生活用水の使用量は気温の高い夏に多く、気温の低い冬には
減少
(
げんしょう
)
する
傾向
(
けいこう
)
があります。
また、1人あたりの
平均
(
へいきん
)
の使用水量は人口の多い大都市ほど多くなっています。これは大都市ほど事業所、
官公庁
(
かんこうちょう
)
、デパート、ホテル、病院、駅などの都市活動を行うための
施設
(
しせつ
)
が多くなり、これらの
施設
(
しせつ
)
で使用する水量の
割合
(
わりあい
)
が大きくなるためです。
「家庭用水」の使用量も徐々に増えてきています。
家庭用水の使用量と使用区分の変化