米のげんたんや農地のたくちかによって農業用水はあまらないの?


水田にかんがい用水を運ぶ農業用水路

水田にかんがい用水を運ぶ農業用水路

 農業用水とは水田や畑で使われる水のことです。最近では減反(げんたん)や水田の宅地化(たくちか)により、水田が()ってきているのですが、畑地のかんがい用水が()えていることや、とくにハウス栽培(さいばい)普及(ふきゅう)により、冬季にも水を必要とするため、農業用水の必要量に変化はみられません。
 実際に農業用水の使用量は、平成8年度には590億m3/年でしたが、平成9年度に589億m3/年、平成10年度に586億m3/年と、ほとんどかわっていません。