雨が多くふるところ、少ないところがあるのはなぜ?


雨のできかた

雨のできかた

 雨が()るためには、雲があって雲粒(くもつぶ)雨粒(あまつぶ)の大きさまで成長しなければなりません。また、雲ができるためには水蒸気(すいじょうき)が十分に供給(きょうきゅう)されて上昇気流(じょうしょうきりゅう)が起こらなければなりません。つまり、自然現象(しぜんげんしょう)によって雲ができやすいところが雨の多くふる場所になります。

 ●雨が多く()るところ
 @いつも上昇気流(じょうしょうきりゅう)が起こっているところ
 A海から(あたた)かく湿(しめ)った風が流入してくるところ

 ●雨が少ないところ
 @上昇気流(じょうしょうきりゅう)が起こりにくいところ
 A冷たく(かわ)いた風がよく()くところ