まんちょう、かんちょうは知っています。「たかしお」って何?



 潮干狩(しおひが)りや海水浴で体験できるように、海面は上がったり下がったりしています。この海面が1日に1回または2回の昇降(しょうこう)繰り返(く かえ)すことを潮汐(ちょうせき)といい、海面が最も上がった状態(じょうたい)満潮(まんちょう)、最も下がった状態(じょうたい)干潮(かんちょう)といいます。
 日本での高潮(たかしお)は主に熱帯低気圧(ねったいていきあつ)、特に台風の接近(せっきん)(ともな)って起こります。台風による高潮(たかしお)は、台風の中心が数百km以上(はな)れた海上にある(ころ)から影響(えいきょう)(あらわ)れ始め、台風が圏内(けんない)に入るとその直接(ちょくせつ)影響(えいきょう)を受け最も顕著(けんちょ)となり、台風が通過(つうか)すると潮位(ちょうい)が下がり変動しながら減衰(げんすい)していきます。