太田川上流には、特別名勝に指定されている三段峡があります。
三段峡には固有な名前が付けられている瀬や淵はどれくらいあるのでしょうか。三段峡入り口から葭ヶ原を経て樽床ダムまでの柴木川には、長淵、女夫淵、ぐるの瀬、黒淵、大淵、槙が瀬などがあります。そして、葭ヶ原から横川川には、藤ヶ瀬があり、二段滝につながります。それらを合計すると、19カ所の淵と6カ所の瀬に名前が付けられています。このようなことより、人々は瀬よりも淵の方により深い関心をもつようです。あるいは、人々は淵のほとりで落ち着くことができるのかもしれません。 |