うめたて地のざっそう


広島市域(広島デルタ地帯)の埋め立て状況図

広島市域(広島デルタ地帯)の埋め立て状況図

 広島市には4種類のタンポポが生育しています。在来種(ざいらいしゅ)としてはカンサイタンポポとシロバナタンポポ、帰化種としてはセイヨウタンポポとアカミタンポポがあります。在来種(ざいらいしゅ)のタンポポは1701年以降(いこう)埋め立(う た)てられた地域(ちいき)にはまったくみられず、埋め立(う た)て地には帰化種のタンポポがはびこる分布(ぶんぷ)となっています。これは、カンサイタンポポが生育しているところは土地の古さ、人による介入(かいにゅう)の少ない場所ということを顕著(けんちょ)にあらわしています。