かけちょうの植生



 加計町は、広島市の北西約30kmに位置する山間の町です。加計町は太田川の全流域(ぜんりゅういき)においては中流域(ちゅうりゅういき)(ぞく)します。その太田川は加計町では本流が西から東へ蛇行(だこう)しながら流れています。平野の発達は悪く、土地利用の特徴(とくちょう)として森林面積が広島県の平均(へいきん)である73.9%に(くら)べて84.5%と高いことがあげられます。つまり、森林植生が町域内(ちょういきない)の植生の大部分を()めていることになります。また全森林面積に対する人工林の比率(ひりつ)は47.5%であり、広島県内では高いほうになります。

加計町域(かけちょういき)に生育する主要な樹木(じゅもく)
 アカマツ・アラカシ・コナラ・クリ・ミズナラ・ブナ