日本のみずしげんはどのくらいあるの?


日本の水収支

日本の水収支

 水資源(みずしげん)のもとは降水(こうすい)(雨)です。日本は、アジアモンスーンに位置し、年平均(ねんへいきん)降水量(こうすいりょう)は、1,714mmで世界でも有数の雨の多い国となります。しかし、人口1人あたりの年降水総量(ねんこうすいそうりょう)では、世界平均(せかいへいきん)の約27,000m3/年に対し、日本は約5,200m3/年で世界平均(せかいへいきん)のおよそ1/5にしかならず、必ずしも水資源(みずしげん)豊富(ほうふ)であるとはいえません。
 日本の水収支(しゅうし)水資源(みずしげん)の出入り)をまとめれば、雨が年間6,500億m3で、蒸発してしまうものが2,300億m3、差し引き4,200億m3が使える水資源となります。