太田川のだこう


蛇行がくっきりと表れた、太田川中流部の支川「滝山川」の昭和40年代の空撮

 太田川の加計−可部間(かべかん)には、顕著(けんちょ)穿入蛇行(せんにゅうだこう)が発達しています。ここで蛇行(だこう)とは川の流れが左右に曲がり、S字を連ねたような水路をとって流れる現象(げんしょう)のことです。平野または広い谷底の上を流れる自由蛇行(じゆうだこう)と、山地や丘陵地(きゅうりょうち)蛇行状(だこうじょう)屈曲(くっきょく)する深い谷を形成して流れる穿入蛇行(せんにゅうだこう)とに分類されます。