川は、
私
(
わたし
)
たちに大きな
恵
(
めぐ
)
みを
与
(
あた
)
えてくれるとともに、生命や
財産
(
ざいさん
)
をも
奪
(
うば
)
う
恐
(
おそ
)
ろしい
存在
(
そんざい
)
でもあります。川に対する
感謝
(
かんしゃ
)
や
畏怖
(
いふ
)
は、
私
(
わたし
)
たちの生活に
直接
(
ちょくせつ
)
かかわるため、
信仰
(
しんこう
)
という形で古くから
私
(
わたし
)
たちに伝えられてきました。川の神様、水の神様である水神として、あるいは水神が
姿
(
すがた
)
をかえた
竜
(
りゅう
)
や
大蛇
(
だいじゃ
)
として
崇
(
あが
)
めることは、川の文化なのです。