担苗篭(かつぎなえかご)



 天秤棒(てんびんぼう)によって(いね)(なえ)などを入れて運ぶ(かご)です。竹製(たけせい)で直径50センチ程度(ていど)半球状(はんきゅうじょう)をしています。人の手により田植えをしていた時代は、この担苗篭(かつぎなえかご)が使われていましたが、昭和30年代後半(ころ)から歩行型田植機の普及(ふきゅう)により、この苗篭(なえかご)も不要なものとなりました。