程原
(
ほどはら
)
の地名は、赤名トンネルを
越
(
こ
)
えた島根県赤来町にもあり、中国山地には多い名前です。
程原
(
ほどはら
)
とは船形・
穴形
(
あなけい
)
の地形であり、山間のくぼんだところ、
二股
(
ふたまた
)
のような地形のことです。また
程原
(
ほどはら
)
の「ほど」には「ホ(火)・ト(所)」つまり「
炉
(
ろ
)
の
燃焼室
(
ねんしょうしつ
)
の
床
(
ゆか
)
。
鋳造用
(
ちゅうぞうよう
)
の
簡単
(
かんたん
)
な
炉
(
ろ
)
」の意味もあります。もし、
程原
(
ほどはら
)
にたたら
製鉄
(
せいてつ
)
の
吹屋
(
ふきや
)
の
跡
(
あと
)
があるとすれば、それは「ホ(火)・ト(所)」を意味していることになります。