湯来町のはなし びしゃもんてんとニワトリ



 湯来町の中倉地区には毘沙門天(びしゃもんてん)がまつられています。はじめは上方に(しず)まっておられましたが、下方へ飛び降(と お)りられ現在(げんざい)の場所に(しず)まられました。毘沙門様(びしゃもんさま)の使いはムカデ(百足)で、ムカデの(てき)はニワトリであることから、いつのころからかニワトリを()うことが(きん)じられたといわれています。