「とこどめ」ってなに?



 川の横断方向(おうだんほうこう)縦断方向(じゅうだんほうこう)の形は、流れによる浸食(しんしょく)により(つね)に変化しています。この浸食量(しんしょくりょう)が大きいと堤防(ていぼう)がこわれる可能性(かのうせい)が高くなります、洪水(こうずい)による氾濫被害(はんらんひがい)が発生する危険度(きけんど)が大きくなることになります。このような浸食(しんしょく)(ふせ)ぐために高水敷(こうすいじき)洪水(こうずい)のときだけ流れる一段(いちだん)高いところ)や河床(かしょう)(川のそこ)をブロックやコンクリートなどで固めることがあります。このような目的をもった構造物(こうぞうぶつ)を「床止(とこど)め」あるいは「床固(とこがた)め」といいます。

床止(とこど)めの働き〜
 ●高水敷(こうすいじき)浸食(しんしょく)(ふせ)
 ●河床(かしょう)浸食(しんしょく)(ふせ)
 ●河床勾配(かしょうこうばい)をゆるやかにして、流速を安定させる。
 ●流れを安定させる
 ●河床(かしょう)の局所的な深掘(ふかぼ)れを(ふせ)