「ダムのやくわり」はどんなこと?



ダムには、さまざまな役割(やくわり)があります。
洪水(こうずい)(ふせ)
 大雨や台風で川の水が急に()えると、ダムで水を貯え、少しずつ流して下流地域(かりゅうちいき)の安全を守ります。
●電気をつくる
 身近にある電化製品(でんかせいひん)を動かす電気もダムの水を利用してつくられているものがたくさんあります。
●水道につかう
 すいじ、洗濯(せんたく)、お風呂(ふろ)など、毎日の()らしで使う大部分がダムから送られます。
●水の量をたもつ
 川の環境(かんきょう)を守るために必要な水の量を(つね)に正しく(たも)ちます。

☆ダムによる水量調節
 ダムによる水量調節は、台風や梅雨の大雨の時、川の水が増え洪水(こうずい)になりそうなときに、下流地域(かりゅうちいき)への洪水被害(こうずいひがい)を防ぐために行います。
 また、雨が()らず、水が足りなくなる場合には、ダム下流の川にダムに貯めてある水を流し下流地域(かりゅうちいき)の川の水量を安定させます。