我が国は台風や地震など災害が非常に多いのが特徴です。それら異常な天然現象により、道路や河川、港、農業用施設そして学校などの地方公共団体が管理する施設が災害を受けたとき、国の負担金や補助金により復旧事業を行なう法律上の制度があります。
復旧の方法は、原則として被災した公共土木施設を原型に戻すこととなっています。また、災害による被害が大きかった場合には、個々の箇所の原型復旧だけでは効果が十分得られないこともあり、再度の災害を防止するために、被害を受けなかった箇所も併せて、現在の施設規模を越える改良的な災害復旧事業も同時に行う場合があります。 |