古川ラブリバー計画



 山陽自動車道ICから第2古川締め切り部(し き ぶ)までの約1.7km区間が平成2年7月にラブリバー区間に認定(にんてい)され、広島市やせせらぎ会がホタルの飼育(しいく)、梅の植樹(しょくじゅ)(およ)花壇(かだん)整備(せいび)等の河川愛護活動(かせんあいごかつどう)実施(じっし)し、国土交通省も低水路の補修(ほしゅう)除草(じょそう)(およ)植樹管理(しょくじゅかんり)などの支援整備(しえんせいび)を行いました。
 「ラブリバー制度(せいど)」とは、堤防(ていぼう)草刈(くさか)り等のボランティア活動等を行っていただいている方々に対して、河川敷(かせんじき)整備(せいび)のうえ植栽や花壇(かだん)としての利用に解放(かいほう)するなど、地域住民(ちいきじゅうみん)に方々からなる河川愛護団体(かせんあいごだんたい)と、地元市町村、そして河川管理者(かせんかんりしゃ)である国土交通省や都道府県の三者がそれぞれの役割(やくわり)分担(ぶんたん)連携(れんけい)して、住民とともに河川(かせん)の良好な維持(いじ)(うるお)いのある水辺空間の形成を図るための制度(せいど)です。

●せせらぎ会
 せせらぎ河川公園(かせんこうえん)(つね)に美しくしておきたいという願いから、昭和54年7月に地域住民(ちいきじゅうみん)の人々によって「せせらぎ会」という団体(だんたい)が結成されました。
 「せせらぎ会」の人々は、会員約3000人で年2回せせらぎ河川公園(かせんこうえん)清掃(せいそう)を行って、せせらぎ河川公園(かせんこうえん)(つね)に美しく(たも)つように努力しています。また、毎年夏には「せせらぎの夕べ」を開催(かいさい)し、花火やショー等を行い、せせらぎ河川公園(かせんこうえん)を積極的に利用しています。