旧亀山発電所
(スタート地点から約18km)
太田川マニア度
★★
太田川水系最初の水力発電所は、明治35年、加計の丁川に設けられましたが、本格的な水力発電は明治45年、太田川中流に建設された亀山発電所に始まります。太田川源流部は豊かな降水量を有する西中国山地の連山で、その後も多くの水力発電所が作られ、西の黒部と称される大電源地帯が形成されていきました。
時代を感じさせるレンガ造りの亀山発電所は、現在は太田川漁業協同組合の建物として利用されています。入り口脇には数々の大洪水の記録が残されており、想像を絶する水位であったことがわかります。
県道宇津可部線発電所前バス停より徒歩3分
●とじる